最近はほとんどの人がスマホを使うようになり、大抵のことはスマホでできるようになっている。そんな今、スマホアプリ開発者が人気で、アプリ開発者になりたいという人が増えている。
アプリ開発をする人をアプリエンジニアと言い、アプリを開発するだけでなく保守や運用にも関わる。最近はスマホアプリ開発用のソフトが出ており、アマチュアでもクオリティの高いものを作っているが、アプリエンジニアはプロの技術を多く求められることになるだろう。では、アプリ開発者に必要なスキルにはどのようなものがあるのだろうか。
開発にはプログラミング言語が必要となる。スマホにはAndroid、iOSの2つがあるため、その選択に悩む人も多い。AndroidならJava、iOSならObjective-Cだろう。Webアプリの場合は、HTML5/CSS/JavaScriptである。
プログラミング以外のスキルでは、英語のリーディングだ。アプリ開発のガイドラインや最新技術の情報はすべて英語で記載されているからだ。英語は話せなくても良いが、読めないと不便さを感じることになる。できれば英語のTOEICなどで高得点を取得していると有利だ。
また、マーケティングや経営的なスキルも必要である。同じジャンルのアプリとの差別化をするためのオリジナリティや集客といったマーケティング要素についても考える必要があるのだ。
アプリ開発者は、プログラミングの専門的なスキルだけでなく、多くのジャンルに及ぶ幅広い知識や感覚が求められる。自分の得意とするものは何か、また苦手なものは何かを考え、どんなスキルを身につけていけば良いかを考える必要があるだろう。