ゲーム開発をするゲームプログラマーは、出された書類(企画書もしくは仕様書)に合わせてプログラミングしていく。ゲームは一人で制作していくことは困難であり、複数人が集まって映像や音楽、ストーリーなどを組み合わせて作っていく。

書類は完全なものではない。プログラマーはそれに従いながらも、技術的にできるのかどうかをチェックしながら作業を進めていくことになる。

ゲーム開発に携わり、完成したゲームはユーザー(ゲームで遊ぶ人)から評価を受けることになる。ユーザーの反応が直接感じられることは、ゲーム開発者の醍醐味だと言える。ユーザーから高い評価を受ければ大きな喜びになる。マイナス評価であってもユーザーの率直な意見を聞くことで次につなげるチャンスをもらえるのだ。

ゲーム開発の仕事は、基本的に忙しい。納期前は目の回る忙しさだ。特にスマホゲームはリリース後のメンテに労力がかかる。そのため息つく暇もないといった状況になる。それでも、苦労して作り上げたゲームが世に出た時の達成感はなかなか味わえないものなのだ。

実際に自分が作ったゲームを子どもたちがうれしそうに買って行くのを見たり、街で自分の作ったスマホゲームを楽しんでいる人を見たりすると喜びでいっぱいになるものだ。ゲームを楽しんでいる人を直接見ることができるのも、ゲーム開発をしたプログラマーの醍醐味でもあるだろう。

ゲームプログラマーは自分の好きを仕事にしている人が多い。毎日大好きなゲームに向き合えるというのは、理想的な環境と言えるのだ。