2021年ゲーム市場は、ワールドワイドで21.9兆円と前年比6.1%増。日本国内では、およそ横ばいであるが、2兆円規模を保った。

2020年は新型コロナの影響で、世界のゲームコンテンツ市場は、ステイホームが余儀なくされ巣ごもり需要が急激に高まり、今までゲームとは無縁であった顧客層も引き入れ、市場規模は拡大した。2021年は、その反動を受ける可能性が示唆されていたが、ワールドワイドでは更に拡大し、日本国内でもほぼ横ばいの状態である。

しかし、国内ゲーム人口は前年からさらに増加し、5,535万人となった。特にPCゲームユーザーの増加が顕著であり、約20 %増となっている。これは、若年層を中心にeスポーツ系のタイトルや、マルチデバイス対応(F2P)のタイトルに需要が集中したからと見られる。また、PCゲームユーザも4.8%増、スマホアプリゲームユーザーも6.4% 増加となっている。(※2022年時点)

このようにゲーム市場が拡大している影響も伴い、アプリ開発の案件も年々増加している。最近のアプリ開発は、ゲーム関係の開発が以前は主流を占めていたが、現在は、ゲーム以外の案件もシェアの半数を占めるようになった。

特に日本では、iPhoneが2012年に発売されて以来、スマートフォンユーザーの中でシェア率が7割を占めている。よって、iOSアプリ開発案件の将来性が非常に高いと考えられる。また、2014年にアプリ開発ができる言語SwiftがApple社から登場した。これは、他と比べるとコードが簡単で、初心者向きの言語でもある。